インビザライン矯正で使用する…

インビザライン矯正で使用する「リンガルボタン」ってなに?(栄養士E)【マウスピース矯正】Case

こんにちは、みらい歯科・こども矯正歯科 栄養士のEです。
今日はインビザライン矯正で使用するリンガルボタンについて紹介します。



リンガルボタンは以前紹介した顎関ゴムを上下の歯列に跨って掛けて行う治療で使用します。
ワイヤー矯正ではブラケットというボタンについているフックにゴムを掛けますが、
インビザラインの場合はマウスピースを使っての治療なので、新たに顎関ゴムをつけるフックを取り付けなければなりません。


 

インビザライン矯正で使用する「リンガルボタン」ってなに?(栄養士E)【マウスピース矯正】




アライナー(矯正用のマウスピース)にはリンガルボタン用の切り込みが入っているので、アタッチメントと同様、直接歯に装着します。
直接歯に付けることで、プレシジョンカットにゴムをかけるよりも効果的に負荷が掛かり、歯を動かすことができます。
出っ歯(上顎前突)の場合、上の前歯を後ろに引くイメージでゴムを掛け、
しゃくれ(受け口)の場合は下の歯を後ろに引くイメージでフックにゴムを掛けます。



ゴムの引く力でリンガルボタン自体が取れてしまうこともありますが、
経過観察時に再度、装着可能なので取れてもまたつけて治療を続行していきます。
定期的に通院し、一緒に経過を診ていきましょう。



ここまでお読みいただきありがとうございました。次回の更新もお楽しみに☺

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