インビザライン矯正中のホワイトニングについて(歯科衛生士K)Case
こんにちは。
みらい歯科・こども矯正歯科 歯科衛生士のKです。
患者様からも「インビザライン矯正をしながらホワイトニングもできますか?」と言った質問をいただきますので、こちらの記事で詳しくお話していきますね。
インビザラインのアライナー(マウスピース)でホワイトニングも可能です。
アライナーに薬剤を塗布してホームホワイトニングをすることができます。
しかしインビザラインでは、ご自身の歯に「アタッチメント」と呼ばれる突起物をつけて矯正をしていきます。
アタッチメントがついたままホワイトニングしてしまうと突起部分だけホワイトニングされず歯に色むらができてしまうことがあるため、アタッチメントがついている時はホワイトニングは避けたほうがいいかもしれません。
ちなみに、わたしはアタッチメントが付いていてもホームホワイトニングをしています。(自己責任(笑))
ホワイトニングは歯の表面の色を落とすのではなく、歯の内部から漂白していきますので強力なお薬を使っていきます。
歯の矯正中は骨に埋まった歯を少しずつ動かしていきますので、歯茎が退縮しやすく
そこにホワイトニングの薬剤が入り込むと知覚過敏を起こしやすいです。
特にインビザライン矯正を始めたばかりの頃は、歯を動かす痛みを感じやすい時期になりますので歯の痛みに加えホワイトニングでしみたりするとストレスに感じてしまいます。
ホワイトニングは普通の状態の方でも最初の頃に歯がしみて痛かった!という方もいるぐらいなので、出来れば矯正治療が落ち着いてからをおすすめしています。
もし知覚過敏のような症状が出てきた時には、無理に我慢せずに歯科医院で相談してください。
ホワイトニング中はホワイトニング効果のある歯磨剤もおすすめです。
特にお茶やコーヒー、ワインなどをよく飲む方は飲み物の色素が歯に残って黄ばみの原因になっていきます。
これらの飲み物を飲んだ後にはホワイトニング効果のある歯磨き粉でこまめにケアを心がけるだけで美しい歯をキープすることができます。
長い矯正期間中、だんだんきれいに並んでいく歯を白く保って矯正期間を楽しみましょう。